レイクオスエゴ市への青少年親善訪問5年連続中止について
毎年春休みを利用して市内在住の小学校6年生から高校3年生までの生徒が、姉妹都市の米国オレゴン州レイクオスエゴ市を訪問、現地家庭にホームステイし市役所・小学校等で交流する事業を吉川市主催で実施、YIFAは受託者として事前説明会の実施、生徒引率等の実務を行ってきました。(1996年開始)
その間、2011年の東日本大震災の発生時等、何回か中止となった年度もありましたが、今般2020年冬からのコロナ感染症の流行により、2020年、2021年、2022年、2023年、2024年春と5年 連続で中止という事態となりました。2020年は数回の事前研修も実施したものの、直前に中止を決めざるをえませんでした。また2024年春についてはコロナ感染症自体は下火になったものの、渡航費用の高騰等種々の要因で中止となりました。
2018年度(平成30年度)の17名の訪問が最後になっていますが、本事業は市内生徒の国際視野を拡げるために将来も有意義なものと考えられ、訪問再開に向けて検討を重ねてまいります。
クリス・ハンコックさん一行と交流
吉川市の姉妹都市であるレイクオスエゴ市出身で、YIFAサポーターでもあるクリス・ハンコックさんが、奥さん、二人の子供(3歳半の長男、1歳半の長女)、熱気球仲間でコロラド州在住のベン夫妻を伴って総勢6名で吉川を訪れました。11月上旬の佐賀での熱気球大会の後、11月10日に吉川着、以前からつながりのある旭地区在住の森田家にホームステイしました。
11月11日にはYIFA主催のランチパーティーをおあしす2Fの生活工房で開催、市内在住の外国籍の
子供も招待して20名が参加、楽しい一時を過ごしました。丁度同時刻に行われた韓国料理のメンバーから韓国料理の差し入れがあったり、YIFA会員による南京玉すだれの披露などもあり、大いに盛り上がりました。
食事のあとは永田公園に移動、クリスさん、ベンさん得意のフリスビー(両名とも以前米国のフリスビープロチームに所属)に興じ、きよみの富士からディスクを投げ下ろす等大いに楽しみました。
その後有志で鳥勘に移動、刺身・焼き鳥など日本料理も堪能しました。
ベン夫妻は翌12日に米国に帰国しましたが、クリスさん一家は13日に市役所を訪問、市民参加推進課の担当者にレイクオスエゴ市の状況等を説明してもらった後、市議会場も見学させて頂きました。
その後クリスさんの奥さんであるナターシャさんが現地で学校の先生をしていることもあり、日本の学校の授業風景を見てみたいという要望があり、東中を訪問し英語を含む授業を参観しました。
15日には次の訪問地であるマレーシアに家族4人で元気に旅立ちました。日程を聞くと、マレーシアに約1か月滞在した後、クリスマスシーズンは親戚のいるロンドンで過ごすとのことです。(クリスさんの父母はロンドンの出身) 小さな子供を連れての2か月の大旅行には驚くばかりです。